宮城県議会 2022-11-01 12月02日-03号
明星大学の須藤康介准教授によると、隠れたカリキュラムは教育学者フィリップ・W・ジャクソンが提示した概念であり、学校教育において本来のカリキュラム--顕在的カリキュラムを伝達するときに、意図せずして子供たちに伝わる内容のことを指します。男女別名簿、男女呼び分け、教員の性別構成などが、隠れたカリキュラムとして子供たちに暗黙のメッセージを発していると指摘されてきました。
明星大学の須藤康介准教授によると、隠れたカリキュラムは教育学者フィリップ・W・ジャクソンが提示した概念であり、学校教育において本来のカリキュラム--顕在的カリキュラムを伝達するときに、意図せずして子供たちに伝わる内容のことを指します。男女別名簿、男女呼び分け、教員の性別構成などが、隠れたカリキュラムとして子供たちに暗黙のメッセージを発していると指摘されてきました。
教育学者の杉原誠四郎先生は、日本は家族をかみしめるようにして大切にしてきました、それは世界から尊敬されるものだ、家族を大切にする社会はほかにもいっぱいあるでしょうが、それを歴史的に、文化的に大切にしてきた日本では、そのために夫婦は同姓でなければならないのですと述べております。
東京大学名誉教授・教育学者の佐藤学氏は、2015年にOECDのPISA──国際的な学習到達度調査委員会がまとめた、加盟国の学校でのICT活用と教育効果に関する報告書では、読解力、数学、科学の3領域でコンピューターの利用時間が長いほど学力が低下していることを紹介し、「ICT教育を推進すればするほど低下をするということです」と述べられています。
教育大国として知られるフィンランドでも子どもたちの読解力の低下が見られ、同国の著名な教育学者パシ・サルベリ氏は、スマートフォンなどを利用する時間が増え過ぎ、本や長い文章に触れる時間が減少したり、読書に必要な集中力が低下したりしたことが要因。ソーシャルメディアやゲームが子どもたちの心身に与える悪影響も明らかになっていると指摘しています。
VUCA(ブーカ)時代と言われる今、教育学者のデューイが述べている「昨日の教え方で今日教えれば、子どもの明日を奪う」という言葉が、改めて私に問われていると思っております。県教育委員会では、来年度の県立学校の入学生から電子黒板を導入し、高等学校では個人所有の端末と合わせて授業に活用することで、チョーク・アンド・トークと呼ばれる授業から対話・探求型の授業に転換を図ることとしました。
ある教育学者によれば、いじめは、いじめる子といじめられる子の先天的な特質や個性に原因があるわけではなく、閉ざされた部分社会で起こるある種の集団現象とそこで背負わされた役割だといいます。つまり、よく言われるように、いじめというのは、加害者、被害者のみならず、クラス全体の対人関係に関わる問題なのですが、子供たちには他人との関わりを体系的に学ぶ機会というのがほぼありません。
また、教育学者の佐藤学氏は、使用されるソフトの質も問題であると指摘している。答えを入力すると即座に結果が表示されて次の問題に進むものが主流で、刺激と反応の学びは短期記憶にしかならないというものである。 GIGAスクール構想は、共同で探求する学びに改革する必要があるとしている。先日の朝日新聞に「エビデンスがない政策は、税金の無駄遣いとなるだけではく、時に害を与える。
しかしながら、教育学者の中には、端末を使うと子供は喜ぶけど、文字を読み飛ばしやすくて、深い理解や感情移入がしにくいとか、情報の全体像をつかみ考えを深めるには、デジタルより紙が優れているという声もございます。 国の動きとしては、先ほど委員がおっしゃったように、文部科学省が学習者用デジタル教材の実証事業を広く行っています。
お父様は、国際政治学者で元成蹊大学学長並びに島根県立大学の創立に尽力され初代学長に就任された宇野重昭氏、お母様は教育学者でフェリス女学院大学名誉教授の宇野美恵子氏です。 私が宇野先生にお会いしたのは、新宿にある「市川房枝記念会女性と政治センター」で宇野先生の講演を拝聴したのがきっかけです。
教育学者有志による少人数学級を求める署名も取り組まれており、大きな世論になりつつあります。全国の自治体で、三十五人学級など少人数学級を何らかの形で導入していますが、さらに進める動きを示しているところも出ています。山梨県は、知事が二十五人の少人数学級を来年度小学一年生に導入したい考えを示し、検討委員会が開かれており、続く小二にも導入が望ましいと意見集約がされていることが報道されています。
しかし、この12から18学級というのは、教育学者に言わせると、教育学的な根拠は全くないというふうにばっさり切られてる側面もあるんです。
経済協力開発機構──OECDによる二〇一八年の調査結果をもとに教育学者の舞田敏彦氏が分析したところによると、日本の生徒のうち、自宅にノートパソコンがあり自分もそれを使うと答えた割合は三五%で、アメリカの七三%、イギリスの七八%、デンマーク九四%、韓国六三%と比べて大きく差が開いています。さらに、学校での使用率は五十カ国中最下位とのことであります。
11月27日に、教育学者の会が、中教審の働き方改革特別部会に対して緊急提言を行いました。もう教員を育てる教育学者も立ち上がっています。過労死ラインを超えて働く教員の多さは明らかで、過労死をされた方のニュースも後を絶ちません。
教育学者のヘックマンというノーベル賞学者が提唱した図になりますけれども、子どもにいつの段階までに教育的投資をしておくのか、そしたら将来的に税収であったり社会的なリターンが大きいかという図ですが、真ん中のrと書いてある線より上が回収、利益が上がっているという範囲です。
著名な英語学者、英語教育学者で岐阜大学名誉教授の寺島隆吉氏は、「競争が激化する世界を日本はどうやって生き抜いていくか。いま一番求められているのが、誰も思いつかないようなアイデア、豊かな発想を生む創造力だと思うんです。それには幅広い視野と、深く考え抜く力が必要ですね。ところが、最近の英語熱は、そのすべての芽を潰しかねない。大学を劣化させ、日本を支える研究の礎を壊してしまいかねません。」
これは、幕末の教育学者の吉田松陰が妹の文の伴侶で蛤御門の変で矢に倒れた久坂玄瑞に返書した手紙の一篇で、私たち県政に携わる者としても心しておくべき一文であると存じます。このような観点から、次世代のためにも、また後世のためにも危惧の念を抱かれない施策を実行しておくことが、今生きている我々から後世への責任ある贈り物であると存ずる次第であります。 第一は、合併に関する質問であります。
教育学者であります藤岡先生が時系列にまとめてつくられた資料なんですね。御本人の了解を得て、きょうは本会議で使用させていただきますということで了解を得ております。 ちょっとこれ、余りにも小さ過ぎますので、ここからさらにその中の主要な部分を抜粋させていただきました。 余り時間がなくなってきたんで、ちょっと早口で説明をさせていただきます。 まず、一番上です。
38: ◯質疑(山下委員) 教育委員会は調査しておられないのでしょうけれども、私が今言ったことは教育学者の方々の間では常識です。調査していないからわからないのであれば調査してください。これも何回も言いましたけれども、文科省の学力テストの分析をしたお茶の水女子大学の先生の報告書の中に、このことは書いてあるでしょう。
これは1968年、70年ごろにパウロ・フレイレというブラジルの教育学者が「被抑圧者の教育学」という本を書いて、自分は中産階級の人なのですけれども、いかに社会的に抑圧を受けている人たちが学べない状況かというのを分析した本を書いたのですが、その影響を受けてユネスコがこういうことを言ったということなのです。
学校関係者や教育学者からも反対や危惧の声が上がっているのは当然であり、教育への公的支出の比率をさらに低下させ、学生や子どもをはじめとする国民を一段と追い詰める逆行は断じて許されない。 教育への公的支出をOECD並みにすれば、国と地方で約6兆円の増額になり、行き届いた教育実現が可能となる。